2020年01月11日

年取り魚に何を食べるかで出身地方が分かる??

年取り魚に何を食べるかで出身地方が分かる??


年末年始には新しい年を迎えるために、

様々な縁起物を食べて1年の門出を祝います。

そんな縁起物の一つが“年取り魚”です。



この時に食べる魚の種類を聞けば、

その人が関東出身か関西出身かが

分かるかもしれません。

なぜなら、関東ではサケ、関西ではブリ

年取り魚とされているからです。



お正月に限らず年間を通じて、

関東ではサケ、関西ではブリが

好まれる傾向があるようです。



総務省の家計調査では、

サケの1年間の合計購入金額は

東京は4627円に対して大阪は4089円

ブリは東京が2915円に対して、

大阪は3717円
と逆転します。



ブリもサケも縁起魚とされていますが、

好みが東西で分かれています。

ただしこの傾向の裏には

昔は現代のような冷蔵技術が無かったから

生の寒ブリは関東に届かなかったのでは??



ブリは関西では、

「ツバス、ハマチ、メジロ、ブリ」

関東では、

「ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリ」と 

大きくなるにしたがって名前が変わります。



武士は元服や出世で

名前を変える文化があったことから、

ブリはお祝いの席などで食べる出世魚として

好まれるようになりました。



ブリを獲る漁場は17世紀ごろに、

日本海側を中心に拡大しました。



海運の発達で全国から食材が

集まっていた上方では、

元禄時代にはすでに

ブリを食べる習慣が定着
しました。



特に京都では、

「二十日正月」にはブリを食べて、

師の教えで得を増すことを祝う

「骨正月」という慣習がありました。



このように、

もともと出世魚として親しまれていたブリが

年取り魚として定着したためか、

同じく海運の発達によって蝦夷地から来る

サケは上方ではあまり好まれませんでした。



18世紀ごろには、

サケが上方から江戸に回送されるようになり、

江戸では「栄える」に通じる

縁起物として受け入れられました。



塩サケは長期保存ができ、

塩分も取れるという点も

江戸での人気を後押ししたようです。

関東では幕末頃から鮭を正月に

食べる習慣が根付いた
と言います。



このようにしていつしか関西ではブリ、

関東ではサケを重用する文化が定着し

今でも受け継がれているのです。



去年は日本近海の漁獲量が

スルメイカ、サンマ、サケ、ブリなど

シーズンには大量に出回っていた魚が

軒並み不漁
だったようです。



潮流の流れの変化や温暖化による

海水温度の上昇などの自然現象

中国の大型底引き漁法などによる

魚資源の減少
も不漁の原因の様です。



暮れのブリの値段やすじこの値段が

前年より約2割以上高かったようです。

今後は魚も獲る漁業から育てる漁業に

変換せざるを得ないように思います。



日本海では北朝鮮の船が違法操業、

太平洋では中国の大型漁船が、

日本に来る前の魚をねこっそぎ、

これに対して強力な対抗措置を持たない

日本政府の不甲斐なさがやり切れません。



そのうち天然のブリなどお目にかかれない

希少な魚種になってしまうのでは??

関東はサケだ関西はブリだなんて話が

昔話になってしまうのではないかと心配です。



カルロス・ゴーンの不法出国を安易に許し、

偉そうに記者会見をしている姿は、

日本という国が虚仮にされています

日本政府の「鳥なき里の蝙蝠」的な

八方美人の姿が悔しいです。


    セーフティーコン
posted by セーフティーコン at 15:02| Comment(0) | プロフィール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする